20分

20分で書き上げた記事をリライトなしでアップしていくブログです

勇気と無謀のはざま

栗城史多さんについての続き。 実は栗城さんに興味を持つようになったのは割と最近のこと。 以前から存在は知っていたし、評価が分かれていることも知っていた。 「冒険の共有」というコンセプトはステキだと感じたいたけど、プロジェクトの進め方には疑問も…

インドア派で帆船乗り 人見知りだけど社交的

「インドア派で人見知りです」って言うと「えっ」ってリアクションをされます。ふだんやってめこと見てるとそうは見えないって。 演劇や舞台関連で仕事をして、毎週のように違う人たちとチームを組んで仕事をしてる。仕事とはちょっと離れたレベルでも役者や…

ライティングショーはやらない

Facebookにアップする記事を書いてたのですが長くなったのでこっちに。 即興演劇の本番中です。即興なので毎日ストーリーが変わります。今日は主人公の職業が歌手でした。ということでお芝居中にコンサートのシーンが出てきました。 舞台上でいろんなシーン…

誰が冒険家を殺すのか

登山家の栗城史多さんがエベレストでお亡くなりになったそうです。 www.huffingtonpost.jp 今回は8度目のチャレンジ。そして一度も山頂に立ったことはありません。 「冒険の共有」を掲げて、登山のネット中継など情報発信に力を入れていて、講演会なども多く…

就職としてはおすすめしません

最近、演劇業界外の方から演劇とコラボしたいとか、演劇界向けの新規ビジネス立ち上げとかのご相談というか、リサーチにお付き合いすることが何件か続いた。 業界全体として決して順調でも健全でもない状況が続いている気もするので、外の人が気にかけてくれ…

炎上風景を見て栗本薫さんのことを思い出した

buzz-plus.com という記事を読んで、栗本薫さんのことを思い出した。 小説家で評論家。ある年代の人にはクイズ番組、ヒントでピントの人というほうがピンとくるかもしれない。10年ほど前に、56歳の若さでお亡くなりになった。 以前のブログエントリーでファ…

下積み時代が短かったことへの後ろめたさってなんだろう?

このブログを読んで下積みということについて少し考えてみました。 ぼくも舞台照明というどマイナーな業界で、なんとなく生きて来たんですが、その中で下積み時代も確かにあったのです。 fujipon.hatenablog.com 学生時代にアルバイトみたいな感じでいろんな…

名画で学ぶファンとスタッフ

昨日、ファンの気持ちが分からない話を書いたのだけど、あとでTwitterに #名画で学ぶ観劇 というハッシュタグがあることを知ってのぞいてみた。うん。 桟敷席で長編作品を観る#名画で学ぶ観劇 pic.twitter.com/1MzGnEsRB3 — 築地静香 (@mazytsu) 2018年5月7…

ファンの気持ちが分からない

「プライベートではどのくらいお芝居を見ますか?ろ「……年に2,3本くらいですかねえ……」 目の前にいる人は筋金入りのミュージカルファン。話によると、毎月の少なくとも一本はミュージカルを観劇。好きが高じて、俳優や作曲家を招いてのイベント企画を始めた…

照明デザイナーのお仕事 その3

5月5,6日に本番を向かえるミュージカル、昨日二週間ぶりにリハーサルを見に行きました。2週間前の稽古後に話したことを踏まえてかなりの修正が入っていました。 ここからは大きな修正はなく、ここまで作ってきたものを基本に、稽古は最後の詰めの段階に入り…

ピンクのWink

何気にYouTubeを見ているとピンク・レディーの動画にたどり着いた。 www.youtube.com 彼女たちの活動期間はぼくの小学生時代とほぼ重なる。その人気はすごいものだった。それもどちらかというと女の子に。もしかすると中高生くらいになると男の子の人気があ…

釧路はいい街になのにね

gendai.ismedia.jp という記事を読んだ。 北海道の釧路という人口10万人ほどの街で高校生活を送り、東大に進んだ筆者の地方と都会では教育と文化での格差を感じるという内容だ。テーマそのものはまあそうだなと思う一方で、筆者の高校時代の具体的なエピソー…

「好き」と「得意」の話

働き方とか考えるのがなんか流行りっぽいですが。 フリーランスの舞台照明家として20年くらい仕事をしています。 舞台業界というのはまあ水物な業界です。 俳優さんのなかには事務所に所属していながらもそれだけでは生活できず、アルバイトに励むような人も…